目的で探す
トップ > 新着情報 > 有田の文化!『山のぼり』

新着情報

有田の文化!『山のぼり』

2010.06.02

山のぼり1.jpg



 焼き物400年の歴史を持つ有田には独特の生活文化が残っています。
それは、「山のぼり」です。実はこれ、山を登るということではありません。
毎年6月1日に有田町中の原にある八坂神社にお参りに行き、神社の鳥居に下げられた、直径2メートル茅(ちがや)の輪を左右左と3回くぐって息災を祈るというものなんです。
その起こりは、朝鮮から渡来した陶工が、町内の稗古場の小高い観音山に連れたって登り、酒宴をはって望郷の念をいやしたものから来たとする説があります。

山のぼり.jpg

茅の輪をくぐる風習は、厄入り・厄晴れ・還暦の人中心のものでありましたが、現在は有田の人々の同窓会や謝恩会、親しいもの同士の小旅行が催される、素敵な文化となっています。
昨日、八坂神社では、皆さん笑顔で楽しそうにお話されていました。その光景を見ると心がほんわりしました。

この有田の素敵な文化に皆さんも触れてみてはいかがでしょうか。

  • 2010.06.01 第45回記念西部伝統工芸展が明日開催されます!

      日本工芸会、日本工芸会西部支部、朝日新聞社主催の第45回西部伝統工芸展が開催されます。大陸文化をいち早く受け入れた西日本地域において、すぐれた伝統技術を更に磨くとともに、今日の生活に即し...

  • 2010.05.31 坂本達哉 瑠璃の器展7が開催されます。

     坂本達哉さんは、1972年有田に生まれ、有田窯業大学を卒業後、梶原茂正氏に師事し、 1999年に独立し自宅工房にて作陶を始めました。瑠璃釉などの作風でさまざまな賞を獲得されています。そんな坂本さんの...

  • 2010.05.30 深川製磁 ミラノサローネ報告会!

     今年の4月14日(水)~19日(月)までミラノで開催されていた、「ミラノサローネ」の報告会が 5月27日(木)、チャイナ・オン・ザ・パークで行われました。「ミラノサローネ」とは、イタリア・ミラノで開...

  • 2010.05.27 庄村久喜展ーSHIROTAEー

      庄村久喜さんの個展が東京で初めて開かれます。庄村久喜さんは、有田生まれの日本工芸会正会員の陶芸家です。白さを強調するような造形を旨とする庄村さんは、この個展で、独自の釉薬で「白」の世界を...

  • 2010.05.26 棚田サポーター募集です。

     有田町には、「日本の棚田百選」に選ばれた”岳の棚田”をはじめ風光明媚な棚田が数多くあり、地元農家が環境に配慮した栽培で豊かな自然を守っています。しかし、近年棚田の耕作放棄地の...

MENU