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有田陶磁美術館企画展 お茶を召しませ!~幕末明治のカップ&ソーサー展~

有田町明治維新150年事業実行委員会(佐賀県西松浦郡有田町)では、「明治有田偉人博覧会」のプロジェクトの1つとして、有田陶磁美術館企画展「“お茶を召しませ!~幕末明治のカップ&ソーサー展~”」を開催します。

幕末から明治にかけ、急速に西洋文化が日本に流入し、その反面、長い伝統と技を持つ日本の製品が、再び脚光を浴び、海外へと輸出されていきました。今回の企画展は、19世紀のテーブルウェアの小さな主役であるカップ&ソーサーを中心に、町内外のコレクターから作品をお借りし、当時の海外や日本でのもてなしを再現するものです。

幕末明治期、日本ではまだコーヒー等を飲む習慣も一般的ではなかった時代に、たくさんのカップ&ソーサーが作られ、欧米へ輸出されて、お茶会を華やかに彩りました。当時の日本人は試行錯誤を重ね、日本風とも西洋風ともいえる独自のデザインを開発していきます。有田の中だけでなく、他の産地との競争や人気ある製品の模倣を重ねて作られた製品は、今を生きる私たちの目から見ても大変可愛らしく、洗練された印象を与えます。さらに、「西洋のもの」だったカップ&ソーサーは、日本でも「おもてなしの一杯」として浸透していくことになります。
会場である有田陶磁美術館は、明治7(1874)年に建てられた焼き物倉庫を改築したもので、佐賀県の登録博物館第1号として昭和29(1954)年に開館しました。 ここ有田陶磁美術館で、西洋や日本でのおもてなしの様子とともに、当時の職人が小さなカップに込めた西洋への思いを、感じ取って頂ければと思います。

【日 時】 10月17日(水)~11月25日(日) ※月曜休館
【開館時間】 9:00~16:30
※企画展展示替えのための期間として10月1日~16日まで臨時休館とします
【会 場】 有田陶磁美術館(有田町大樽)
【展示品等】 町内外からお借りした明治期のカップ&ソーサー 合計およそ55件
【入館料】 無料
【主 催】 有田明治維新150年事業実行委員会