有田ケーブル・ネットワークの協力で1時間の番組を4本制作。
有田町内で放映するほか、YouTubeでどなたでもご覧いただけます。
有田×仕事×私×未来 ~有田でものづくりを続ける意義とは~
Web有田陶器市、コロナ禍をテーマに繰り広げられたトークバトルもいよいよ千秋楽。お題は「5年後、10年後、自分の会社をどうしたいですか?そのとき産地はどうなっていてほしいですか?」です。産地のあり方・将来について、どんなアイデアや意見が出てくるのか。厳しい状況の中でも産地が生き残るためにどうしたら良いかを議論します。
※この動画は前篇です。
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有田×仕事×私×未来 ~有田でものづくりを続ける意義とは~
Web有田陶器市、コロナ禍をテーマに繰り広げられたトークバトルもいよいよ千秋楽。お題は「5年後、10年後、自分の会社をどうしたいですか?そのとき産地はどうなっていてほしいですか?」です。産地のあり方・将来について、どんなアイデアや意見が出てくるのか。厳しい状況の中でも産地が生き残るためにどうしたら良いかを議論します。
※この動画は後篇です。
有田×仕事×私×未来 ~有田でものづくりを続ける意義とは~
Web有田陶器市、コロナ禍をテーマに繰り広げられたトークバトルもいよいよ千秋楽。お題は「5年後、10年後、自分の会社をどうしたいですか?そのとき産地はどうなっていてほしいですか?」です。産地のあり方・将来について、どんなアイデアや意見が出てくるのか。厳しい状況の中でも産地が生き残るためにどうしたら良いかを議論します。
※この動画は前篇です。
有田×仕事×私×コロナ禍 ~コロナ禍の今、産地はどう生き残るか~
本場所中日(第3回)のお題は「コロナ禍によって、自社のものづくりや売り方で大きく変えたこと、変わったことはありますか?」。新型コロナウイルスの猛威は産地にも大きな影響を与えています。5人の”話士(はなし)”が、コロナ禍で自身の仕事や産地が生き残る為にはどうすれば良いか熱く議論します。
※この動画は後編です。
有田×仕事×私×コロナ禍 ~コロナ禍の今、産地はどう生き残るか~
本場所中日(第3回)のお題は「コロナ禍によって、自社のものづくりや売り方で大きく変えたこと、変わったことはありますか?」。新型コロナウイルスの猛威は産地にも大きな影響を与えています。5人の”話士(はなし)”が、コロナ禍で自身の仕事や産地が生き残る為にはどうすれば良いか熱く議論します。
※この動画は前篇です。
有田×仕事×私×Web有田陶器市 ~Web有田陶器市から見えてきたもの~
毎年GWに開催され、全国から100万人以上の有田焼ファンで賑わい、明治以来110年以上の歴史を持つ「有田陶器市」。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期となりました。代わりに「Web有田陶器市」を開催し、日本全国よりたくさんのアクセスを頂き大好評のうちに終了しました。
本場所初日(第2回)は、5人の”話士(はなし)”が「Web有田陶器市から有田が得られたものは何か?」をお題にトークバトルを繰り広げます。
※この動画は後篇です。
有田×仕事×私×Web有田陶器市 ~Web有田陶器市から見えてきたもの~
毎年GWに開催され、全国から100万人以上の有田焼ファンで賑わい、明治以来110年以上の歴史を持つ「有田陶器市」。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期となりました。代わりに「Web有田陶器市」を開催し、日本全国よりたくさんのアクセスを頂き大好評のうちに終了しました。
本場所初日(第2回)は、5人の”話士(はなし)”が「Web有田陶器市から有田が得られたものは何か?」をお題にトークバトルを繰り広げます。
※この動画は前篇です。
イントロダクション ~産地としての有田の現在とこれから~
IoTの普及、流通の変化、後継者不足など、産地を取り巻く状況が大きく変化する中で今回のコロナ禍。場所前(第1回)はイントロダクションとして、有田焼業界の方々に登場していただき、有田焼のこれまでの歩みの振り返りと、次回からのトークバトルのための問題提起をしていただきました。
※この動画は後篇です。
日本磁器発祥の地・有田。
約400年の間、日本のみならず世界の陶磁器産業に影響を与え続け、
今日までその技術や伝統が引き継がれてきました。
しかし現在、IoTの普及、後継者不足、流通の進化など、
産地を取り巻く状況は大きく変わろうとしており、
さらに、新型コロナウイルスの感染拡大が産地に大きな影響を与えています。
そんな中、「有田という場所でものづくりを続ける意義」が問われています。
産地の未来をどう描いて、次世代に引き継ぐのか・・・。
『伝トーク!!~令和2年有田場所~』では、
有田焼に携わる若者を‘力士’ならぬ‘話士(はなし)’とし、
《有田×仕事×私》をテーマに思いをぶつけ合うトークバトルを繰り広げます。
この『伝トーク!!』を通して、
有田焼の製造・販売に携わるひとりひとりが、
‘自らの思いを伝える事’の大切さを再認識し、その力を養っていく機会となり、
有田焼ファンの皆様には産地の現状をありのままにお伝えし、
応援してくださる仲間が増えることを願っています。
現在、毎年11月に「石場相撲」という町内の地区対抗相撲大会が開催されています。
この相撲の歴史は古く、少なくとも明治時代の終わりには、
磁器の原料である陶石の採掘の安全や有田焼の隆盛を願って行われていました。
毎年11月15日・16日の2日間に渡って行われた「石場相撲」の成績を以って、
近在のアマチュア相撲の番付が決まるなど、格式のある相撲大会でした。
町内だけでなく、近郷の村や佐世保の海兵団からも数多く参加者が集まっていたのは、
トロ箱一杯の有田焼が賞品というその豪華さも理由の一つだったとか。
当日は窯元や商家で働く人も休日となり、
提げ重にご馳走を詰めて、総出で相撲見物に出かけていました。
雪がチラつく季節なので、燗付けした酒を飲みながら、勝敗を巡って喧嘩も絶えなかったようで、
また、その喧嘩も石場相撲の楽しみでした。
娯楽の少ない時代であったとはいえ、有田を代表する年中行事の一つであったといえるでしょう。
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昭和31年11月28日
石場相撲場での東京大相撲
(有田町歴史民俗資料館提供<岩崎家蔵>)
時津風一行156人による大相撲に、相撲場開設以来の大観衆。入場観衆は2万人を超えた。 -
昭和31年11月28日
東京大相撲での横綱鏡里関の土俵入り
(有田町歴史民俗資料館提供<岩崎家蔵>)
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昭和30年~40年頃
石場相撲
(有田町歴史民俗資料館提供<田中家蔵>) -
令和元年11月16日
石場相撲
(有田町役場提供)
‘力士’ならぬ‘話士(はなし)’とは、この番組でトークバトルを繰り広げる、
有田焼の製造・販売に携わる5人の若者。産地の未来について、
有田で仕事を続けることについて、どんなトークが飛び出すのか。
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徳永弘幸
〈徳幸窯〉
佐賀県有田町出身。大学卒業後、京都の陶磁器卸商に勤務。その後、有田窯業大学校を経て、実家である窯元「徳幸」入社。現在は、代表として経営と製造に奔走しながら、世界中のシェフのニーズに応える器造りの職人集団・ARITA PLUSのメンバーとしても活動している。特技は、どんな環境でも寝れる事。
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前田洋介
〈皓洋窯〉
佐賀県有田町出身。有田工業高校卒業後、東京の大手飲料メーカーに勤務。その後、実家である窯元「皓洋窯」に入社。現在は、代表として経営と製造に奔走している。趣味は映画鑑賞・旅行。最近は湧水を汲んできてコーヒーを入れること。
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岩永真祐
〈親和伯父山〉
佐賀県有田町出身。24歳から3年間、東京の歌舞伎制作会社に勤務。その後、実家である窯元「親和伯父山」に就職。現在、絵付け・施釉の製造分野のみならず、商品開発にも携わっている。特技は和太鼓とエレキベース。
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西山美春
〈西富陶磁器〉
山形県尾花沢市出身。工業高校インテリアデザイン科卒。東京の消費地問屋での企画・販売・営業を経て、結婚を機に、夫の両親が経営している「西富陶磁器」に就職。現在は、新商品企画やオンラインでの販売やSNSでの発信に力を入れている。趣味が仕事になってきた。
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山口紘史
〈ヤマト陶磁器〉
佐賀県有田町出身。東京の大学卒業後、アリタセラにある商社「ヤマト陶磁器」で営業・総務などを担当。現在、有田焼卸団地青年部の会長として、若手の組合員を束ね、イベントの企画などを実施している。趣味はカラオケ・マンガ。
‘話士’のトークバトル中、有田焼に携わる各業界の方々が‘応援団’として、
自らの経験や思いを元に助言します。
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鈴田由紀夫
〈佐賀県立九州陶磁文化館 館長〉
佐賀県出身。九州芸術工科大学卒業後、同大学院修士課程を修了。佐賀県立九州陶磁文化館学芸員を経て2010年から館長。担当した展覧会は『近代の九州陶磁展』『柴田夫妻コレクション』等、多数。共著に『海を渡った日本のやきもの』『伊万里青磁』『明治有田 超絶の美』など。
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十四代今泉今右衛門
〈重要無形文化財 今右衛門窯〉
江戸期は佐賀藩の御用赤絵師として、それ以降も鍋島の格調を守り代々最高の色絵磁器を作ってきた今泉家の十四代を2002年に襲名。色鍋島伝統の白抜き技法「墨はじき」や十三代が確立した「薄墨」「吹墨」に加え、「雪花墨はじき」「プラチナ彩」という新しい技法で現代の色鍋島を追及している。2014年に重要無形文化財「色絵磁器」の保持者に認定。
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金子真次
〈金照堂〉
アリタセラに店舗を構える有田焼商社の社長。人気の「麟 Lin(リン)」シリーズは、磁器とは思えないメタリックな質感と幻想的な色合いの絵付けが特徴で、北米最大級のギフト関連製品の展示会『NY NOW(ニューヨーク ナウ)2019』で「BEST IN SHOW」を受賞し、国際的にも高い評価を得ている。また、2020年に佐賀県陶磁器商業協同組合理事長に就任。
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藤本浩輔
〈藤巻製陶〉
大学卒業後、京都の窯元、有田の作家の元で修行し、実家の窯元に入社。2015年に父・覺司氏からバトンを受け、250年近い歴史を持つ同窯の十代目当主となる。海外デザイナーとの共同制作するプロジェクトに参加したり、海外の展示会に出品するなど、新しいことに積極的に取り組んでいる。また、小城高校のキャリア講演会の講師も務める。
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浜野貴晴
〈promoduction / 佐賀県窯業技術センター外部アドバイザー / 佐賀大学客員研究員〉
デザイン・ディレクター。大学院修了後GK設計にて、都市・環境デザインを担当。エレファントデザインの商品開発コミュニティサイト「空想生活」事業部長を経て、2006年プロモダクション設立。2014年、有田焼創業400年事業の一環で、佐賀県窯業技術センターの任期付特別研究員に就任。2017年東京にて事務所を再開するが、佐賀県等からの依頼に基づき、毎月有田に通い産地支援を継続。地域ブランディングや企業の商品開発を手がけ、グッドデザイン賞等受賞歴多数。