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8月29日(土)放送のサガテレビ『ドキュメント九州』にて「守られた伝統技術~戦時中の陶都有田~」を放送!

2015.08.28

150828.JPG8月29日(土)10:30からサガテレビ『ドキュメント九州』にて「守られた伝統技術~戦時中の陶都有田~」が放送されます。

第二次大戦中、有田焼の生産は軍需に限られるようになり、金属類の代用品の生産が主となりました。鍋・釜から洗面器、水筒、湯たんぽ、ボタン。敗色が濃くなった戦争末期には手りゅう弾や紙幣に代わる陶貨の試作まで行うようになっていきました。

磁器発祥の地としての伝統技術を残すため、国は1942年に「技術保存認定制度」通称『丸技(マルギ)』を制定。
原料や燃料の優先的な配給、職人の出征免除、販売価格統制を緩めるなどの優遇措置をとりました。
有田では柿右衛門窯、今右衛門窯、香蘭社、深川製磁の4団体と2個人が認定されました。当時の『丸技』製品の質の高さ、技術の高さには、現役の有田の職人も驚かされるそうです。

戦時中の厳しい状況の中、伝統技術はどのように守られたのかを伝えます。
是非ご覧ください。


【番組名】ドキュメント九州
【放送日時】8月29日(土)10:30~11:00
【放送局】サガテレビ

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