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「明治有田 超絶の美-万国博覧会の時代-」開催中!

2016.10.07

161007.jpg12月4日(日)まで、東京・六本木の泉屋博古館 分館にて「明治有田 超絶の美-万国博覧会の時代-」が開催されています。


江戸時代初期、日本で最初に磁器生産の産業化に成功した有田。ここで制作される有田焼は、その華やかで精緻なデザインから、国内のみならずヨーロッパ各国の王侯貴族を魅了しました。明治時代には政府により殖産興業製品として位置付けられ、政府作成の新図案を元に革新的な有田焼が創出されます。明治6年(1873年)のウィーン万国博覧会をはじめ、世界各国の博覧会で高い評価を受け絶大な人気を誇りました。巨大な花瓶や再現不可能と言われる細密描写には、明治というエネルギッシュな時代の雰囲気が表れています。


当展では、明治期の有田をリードした香蘭社や精磁会社を中心に、万国博覧会への出品作品や皇族・華族が使用した洋食器、それらの元となった図案類も展示し、明治有田の"超絶の美"を紹介します。近くにお住まいの方は、ぜひお出掛けください。



《展覧会公式サイト》
http://www.nishinippon.co.jp/event/meiji_arita/
【問】西日本新聞社 TEL:092-711-5506 FAX:092-711-8120


《全国巡回展》
【東京】2016年9月24日(土)~12月4日(日) 泉屋博古館 分館
【広島】2017年2月4日(土)~3月20日(月・祝) はつかいち美術ギャラリー
【秋田】2017年4月22日(土)~6月18日(日) 秋田市立千秋美術館
【岐阜】2017年7月1日(土)~8月27日(日) 岐阜県現代陶芸美術館



※写真:精磁会社製「色絵鳳凰花唐草文透彫大香炉」
    明治12年(1879年)~明治30年(1879年)頃 個人蔵
※写真提供:世界文化社

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