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「十三代今右衛門展 草創期をたどる」今右衛門古陶磁美術館にて開催中!

2021.10.16

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令和3年度企画展「十三代今右衛門展 草創期をたどる」が2021年12月19日(日)まで今右衛門古陶磁美術館にて開催中です。

吹墨、薄墨、吹重ねの技法を駆使し、現代の色鍋島の世界を創出した十三代 今泉今右衛門氏。今年は逝去されて20年の節目にあたることから、その作陶の軌跡を振り返る展覧会を3年シリーズで開催します。

1926(大正15)年、十三代今右衛門氏は色鍋島400年の伝統を継承する今泉家に生を受け、
東京美術学校(現 東京藝術大学)で学んだ後、父である十二代今右衛門氏のもとで本格的な作陶を始めました。

若き日の十三代今右衛門氏は、格調と品格を重んじる色鍋島の世界に身を置きながら、一方で「善詔(よしのり)」銘で、
新たな自己表現を模索した挑戦的な作品を発表しました。
シリーズ1回目となる本展覧会では、善詔時代の大胆で革新的な表現の追求、古陶磁器の研究で培われた初期鍋島への憧れ、
やがて鍋島の伝統の中に現代性を打ち出してゆくまでの草創期の作品を展示します。

さらにシリーズ2期目の来年度には、色鍋島に吹墨、吹重ねに代表される技法を持ち込み、新境地を確立して重要無形文化財に認定された円熟期、
その翌年度の三期目には人柄を偲ばせるエピソード等とともに作品を紹介し、十三代今右衛門氏に思いを馳せる展覧会を締めくくります。
また、昨年度から取り組んでいるオンライン展覧会も開催中です、併せてご鑑賞ください。

オンライン展覧会動画はコチラ→今右衛門古陶磁美術館公式HP

令和3年度企画展「十三代今右衛門展 草創期をたどる」
【会期】2021年10月8日(金)~12月19日(日)
    月曜休館 (祝日の場合、翌日休館)
【開館時間】10:30~16:30 
【会場】財団法人 今右衛門古陶磁美術館 企画展示室 MAP
【観覧料】一般 500円 (団体 400円 ※15名以上の団体) 高校生以下 無料
【問】財団法人 今右衛門古陶磁美術館 / TEL:0955-42-5550 

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